忘我の境地 [まいでぃあらいふ]
あらかじめ宣言しておきます。わたしはメーカーの回し者でもはありません。
五月の連休どう過ごすか、何も予定を入れないとか前後に外して計画立てるのはとっても贅沢だと思う。
写真仲間で、いや、正確に言うと飲んだり食べたりを共通の至福とする友人達と、贅沢な旅行を計画している。 普通ならとても実現しそうもない事だが、どういう訳か6人ぐらいの大パーティーが結成できそうなのだ。口には出さねど背負っている諸々の諸事情がそれぞれあるはずだが。
滅多にないことだし、気分転換したい心境もあって暫く買い控えていた写真器材を一気に整備した。つまり、望遠レンズ、三脚、バックパックタイプの機材入れ、フィルター、パワーサプライ、メモリー等々。最初に意を決して購入したのがNikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF) 。
これで火が付いてしまった。
円偏光フィルター(72mm、67mm ニコン純正);とても薄くなった。
ニュートラルカラーNCフィルター(62mm、67mm ニコン純正);昔はPLフィルターと呼んでいたが。
Nikon x MILLET アイスメーア35アロエ(バックパック);はたして山に行くのだろうか?
Velbonカーボン三脚 EL Caemagne 445;スリックの三脚ボロボロで買い換え時期を通り越していた。
SDHCメモリーカード16GB RP-SDBV(Type6、Panasonic);Rawモードで1000枚ぐらい取れそう。
D80用マルチパワーサプライヤーとリチャージャブルバッテリー;軽くて安っぽいD80がフィルムカメラF4並にがっしり。単3も使えるし、バッテリー二本はいるのでパワー切れの心配が無くなる。
それだけで留まらず、梅本製作所の高精度自由雲台SL-50ZSC!;日本の誇る精密加工の一品。花などの接写にとても便利。
Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)に付いている手ぶれ補正メカ。VRレンズであるが、今まで舐めていた。すみません、もの凄い威力です。この鳥は夕暮れ時に巣に帰るのでしょう、頭上を高く遠く飛んでいったのだが、その時VR効かせて300mm部分でオートフォーカスとマニュアルフォーカス使いながら流し撮り。手前の木々の間を飛ぶ鳥をまるでミサイル応撃システムのPAC3のごとく追尾ししっかり捕らえた。腕ではなくレンズ力。
この週末はこのレンズに円偏光フィルター装着して花を撮りまくりました。VRが作動する音が気に入らないが望遠撮影時に揺れていた画面がピシと止まる。
ファインダーを覗いていると、時間が光速モードで流れます。
忘我の境地と言えるでしょう。畑仕事の土いじりしているのに似ている。
そうだ、焚き火も頭の中を空っぽにしてくれる。
カメラは簡単に忘我の境地に誘ってくれる。だから好きなんだろうと思う。
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